ストレスはストレッサー(ストレス要因)をどう捉えるかで変わってきます。
起こったことをネガティブ(マイナス)に捉えるかポジティブ(プラス)に捉えるかでその時の感情や行動が変わってきます。
マイナスに捉えるとマイナスの感情(ゆううつ・悲しい・怒り)が生じ行動もネガティブ(消極的)になってしまいます。
また、ストレスになった事柄を考えると、マイナス面からとらえがちですが、あえてプラスの要素が無いかを考えてみます。
ものごとをプラスとマイナスの両面からとらえるクセをつけるとその事柄を客観的に見ることができ、案外ストレスが軽減することもあるものです。
具体的な方法として、ノートに書き出してみると自分の考えが明確になりますし気持ちが整理されます。
ノートの活用1
ノートの見開き左側に起こったことのマイナス面(デメリット)、右側のページにプラス面(メリット)を書き出してみます。
上司から書類の書き直しを指示されたとき
また、もっと気持ちや行動に影響するようなストレスになることの場合はもう少し具体的に気持ち(感情)を変える方法を実践しましょう。
ノートの活用2
下のような例を実際にノート書き込んでみましょう。
以上のように捉え方考え方で気持ち(感情)が変わり、ストレスの感じ方も変わってくるものです。
そして感情に伴って行動も変わります。
監修:中村延江(桜美林大学名誉教授)