健康診断附属 健康増進センター

※BMI(体格指数)

BMI値は身長に見合った体重かどうかを判定する数値です。
体重÷身長÷身長で算出します。

PHRF基準値
18.5~24.9
(単位 kg/m²)

標準体重

身長²(m)×22 (標準体格指数)


※腹囲

PHRF基準値
男性85未満 女性90未満

目の病気ではないのに裸眼視力が0.7未満の場合は、近視・乱視が考えられます。

PHRF基準値
一方でも0.7以上
聴力検査の目的は音を聞き取る能力を調べることです。
オージオメーターでの検査では1000Hz30デシベル以下、4000Hz40デシベル以下が正常です。
聴力が低下するほどデシベル数は大きくなります。
それ以上で聞こえない場合は、難聴・中耳炎などが疑われます。

※尿蛋白/尿潜血

腎臓や膀胱などの病気を発見する手がかりとなります。


※尿 糖

血糖値が高くなると尿に糖が出るため、糖尿病の診断の手がかりとなります。
いずれも食事・ ストレス ・運動などによって尿中に現れる場合もあります。

PHRF基準値
陰性(ー)

心臓が収縮して血液を押し出すときの圧力を「収縮期血圧」、逆に心臓が拡張して血液が元へ戻ったときの圧力 を「拡張期血圧」といいます。
血圧が高いと血管に負荷が多くかかり、目・脳・心臓・腎臓などに障害が起こる確率が高くなります。
血圧は様々な条件(測定時の緊張・疲労・季節など)によっても変動しますので定期的に測定することが大切です。

PHRF基準値
収縮期血圧:100~129
拡張期血圧:84以下
心臓の動きによって生じる、ごくわずかな電気を記録し、波形にしたものです。
そのパターンやリズムから不整脈・心肥大・心筋障害・心筋梗塞・先天性疾患などがわかります。
肺がん・肺結核・じん肺症・肺炎などの診断に欠かせない検査です。
肋骨・胸椎・心臓・動脈などの異常を発見する手がかりにもなります。
バリウムを飲んで造影し、食道・胃・十二指腸などの状態をみます。
食道・胃・十二指腸の炎症・潰瘍・ポリープ・がんなどの診断に欠かせない検査です。
眼底(目の奥)は唯一体の外から肉眼で血管を見ることができる部位で、血管の変化から高血圧や動脈硬化の進行度・眼球の病気・糖尿病などの手がかりがつかめます。

白血球数(WBC)

急性炎症や細菌・ ウィルス感染などを知る手がかりとなります。

PHRF基準値
男性:3900~9800
女性:3500~9100
(単位 /μL)

赤血球数・ヘモグロビン(Hb)・ヘマトクリット(Ht)の値が減少すると、貧血が疑われます。
そのほとんどは鉄欠乏性貧血で女性に多くみられます。
原因疾患(胃潰瘍・痔・筋腫など)がある場合はその治療が必要です。
逆に増えすぎると多血症が疑われ、血液が流れにくくなります。

※赤血球数(RBC)

PHRF基準値
男性:427~570
女性:376~500
(単位 万/μL)

※血色素量(Hb)

PHRF基準値
男性:13.5~17.6
女性:11.3~15.2
(単位 g/dL)

ヘマトクリット(Ht)

PHRF基準値
男性:39.8~51.8
女性:33.4~44.9
(単位 %)

血小板数(PLT)

出血を止める働きをしています。貧血などで増減しますが、肝臓障害の目安 にもなります。

PHRF基準値
男性:13.1~36.2
女性:13.0~36.9
(単位 万/μL)
血液中の総コレステロールや中性脂肪が増加した状態を脂質異常症といいます。
この状態を放置しておくとLDLコレステロールが血管壁に付着して、動脈硬化の危険因子となります。HDLコレステロールはこのLDLを取り除く働きをします。
総コレステロールが低すぎる場合は甲状腺機能亢進や栄養不良などを疑います。中性脂肪は飲食の影響を受け一時的に高くなることがあります。

※HDLコレステロール

PHRF基準値
40~119(単位 mg/dL)

※LDLコレステロール

PHRF基準値
60~119(単位 mg/dL)

※中性脂肪(TG)

PHRF基準値
30~149(単位 mg/dL)

nonHDLコレステロール

PHRF基準値
90~149(単位 mg/dL)
肝臓の細胞に多く存在する酪素です。肝臓に障害が起きて細胞が壊れると、これらの酵素が血液中に出て値が高くなります。
AST(GOT)は心臓・骨格筋などにも存在します。
y-GTPはアルコールに反応しやすく常飲者は高い値を示すという特徴があります。
※LDH· ALP· CHE· ZTT・ビリルビンなども肝臓の他、胆道系機能を調べることができ、これらを総合的にみて判断します

※AST(GOT)

PHRF基準値
30以下
(単位 U/L ユニットパーリットル)

※ALT(GPT)

PHRF基準値
30以下
(単位 U/L ユニットパーリットル)

※γ-GT(γ-GTP)

PHRF基準値
50以下
(単位 U/L ユニットパーリットル)

尿素窒素(BUN)

体内でエネルギーとして使われた蛋白質の老廃物です。
通常は尿中に排泄されていますが腎機能が低下すると血液中に残ってしまい高値になります。

PHRF基準値
8.0~22.0(単位 mg/dL)

クレアチニン(CRE)

アミノ酸の⼀種であるクレアチンが代謝されたあとの⽼廃物です。
筋⾁量が多いほどその量も多くなるため、基準値範囲に男⼥差があります。
腎臓でろ過されて尿中に排泄されます。
数値が高いと、腎臓の機能が低下していることを意味します。

PHRF基準値
男性:1.00以下
女性:0.70以下
(単位 mg/dL)

eGFR

クレアチニンより精度の高い腎機能の指標です。
クレアチニン値を性別・⾝⻑で補正し算出しており、 数値が低いと腎機能が低下していることを意味します。

PHRF基準値
60.0以上
(単位 mL/分/1.73m²)

尿 酸(UA)

尿酸は体内の代謝産物(一種の老廃物)で、常に生成と排泄を繰り返し一定量を保っています。
肥満・食事(飲酒・脂質過剰摂取など)・ストレス・他の疾患などによって、このバランスが崩れると血液中の尿酸が増えて痛風や腎臓結石を引き起こす要因となります。

PHRF基準値
7.0以下(単位 mg/dL)

血液中のブドウ糖濃度を血糖値といい、体のエネルギー源として常に調節されています。
高値の時は糖尿病を疑います。飲食の影密を受け一時的に高くなることもあります。
食事の影響を受けないHbA1cは過去2~3ヵ月間の血糖の状態を知ることができます。

※空腹時血糖(FBs)

PHRF基準値
70~99(単位 mg/dL)

※HbA1c(NGSP)

PHRF基準値
5.5以下(単位 %)

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