当研究所では、ストレスや心身の健康に関する以下の研究に取り組んでいます。
プログラム・技法開発型研究
非対面カウンセリング技法の開発
メールカウンセリングの事例分析結果から作用機序を検討し、メールカウンセリングサービスの効果検証を行います。
研究から得られたエビデンスを当研究所が行うメールカウンセリングサービスに応用し、より多くの方に効果的な心理援助サービスを提供することを目指しています。
共同研究機関:横浜労災病院
指標開発型研究
PHRFストレスチェックリストの活用に関する研究
当研究所で開発したストレス反応を測定する尺度であるPHRFストレスチェックリスト・ショートフォームの信頼性と妥当性および活用方法を検討します。
さらに、ストレッサーとストレス反応の媒介要因として「ストレス耐性」に着目し、ストレス耐性を測定する尺度を開発します。
ストレスチェックリスト・ショートフォーム多言語化研究
PHRFストレスチェックリスト・ショートフォームを多言語化し、見逃されがちな在日外国人のストレス反応の評価ならびにフィードバックシステムを構築します。
ストレスアセスメントツールの開発
年齢や性別、職業などの異なる属性間のストレス状態緩衝要因を比較するための高汎用性の認知的評価および対処(コーピング)スケールを開発しています。
実態調査型研究
ストレスと生活習慣に関するコホート調査(WASEDA'S Health Study)
ストレスが座位行動や運動習慣、疾患に与える長期的影響の検討を目的とし、早稲田大学同窓生を対象とした長期縦断大規模コホート研究を実施しています。
共同研究機関:早稲田大学スポーツ科学学術院
WASEDA’S Health Studyホームページ
健診・ストレスチェック結果に基づく健康についての研究
附属健康増進センターが実施する健康診断やストレスチェックの結果などから、現代の労働者の心身不調の軽減や予防のための方策を検討しています。
共同研究機関:東京医科大学
公示文書
就労している若年女性の健康に関する調査
本研究では、若年就労女性の健康問題について、特に「やせ」あるいはやせるための極端な食事制限といった行動に着目して現状を把握し、健康保険組合や産業保健の分野でどのような対策を行っていく必要があるか検討するため、全国の健康保険組合を対象とした調査を行いました。
共同研究機関:中央大学・東京大学・(公財)未来工学研究所
調査の結果報告のページ