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カウンセリングについて知る

悩むこともまた人生の一部分

人が生きていく上で、悩みをもつことは自然なことです。

人生のさまざまな場面で悩みに直面し、生きていく意味を考えたり、それを克服しようしたりすることをとおして、人は自分を成長させることが出来ます。

しかし場合によっては悩み苦しむことが、身体症状をひき起こしたり(心身症)、神経症やうつ病といった精神的な病の引き金になることも知られています。

カウンセリングとは

悩みや心配ごとについて、その専門的な立場から相談にのり助言することを「カウンセリング」といいます。
ただしカウンセリングは、いわゆる「人生相談・身の上相談」とは異なります。
「人生相談・身の上相談」は問題の解決そのものを目的にするのに対し、「カウンセリング」は相談に来たその人自身に焦点をあてます。

たとえば、いつも落ち込みやすいクセをもっているとか、人間関係で失敗しやすいといった、その人特有の行動や考え方などのパターンに、その人自身が気づきを深めることを助け、それらを変化させて、いつも同じような不快な気分に悩まされたりミスを繰り返したりしなくてもすむようになることを目指します。
そして、自己をより信頼し、その人らしく生き生きと生活できるようになることをサポートするものです。

つまり、カウンセリングとは、「相談に来た人(クライエント)が抱えた問題をとおして、専門家(カウンセラー)が援助的にかかわりながら、その人の人間的な成長を促していこうとする相談関係の過程」ということになります。

カウンセリングの特徴

では、カウンセリングの特徴とは何かというと、次の3点をまず挙げることができます。
相談に来た側(クライエント)の意志(要請)で成り立つカウンセラー側からの、クライエント側に対する「一方的な援助関係」である両者の関係が、問題の解決と同時に消滅する「契約関係」であるですから、クライエントとカウンセラーは心の奥深いところまで話をしたとしても、決して「友だちや親友」の関係ではありません。
その意味において、カウンセラーには専門的技術が要求されます。

単に悩みを聴く技法だけではなく、精神的な症状や身体の病気に関する知識、さらに必要によっては医者や他の専門家を紹介するネットワーク、そして何より大切なものは、そのクライエントのプライバシーを守り尊重する自制心です。

カウンセリングを利用し、より豊かな生活を

変化の激しい現代社会の中で、自分のためにカウンセリングを活用することは、人生の大切な知恵といえるでしょう。

なぜなら、悩みを自分ひとりで抱え込まず、それを専門家にオープンにできること、それは「大人としての能力」の証でもあるからです。また、自分を客観視できるということ自体、すでに問題解決へ向けてのスタートが切られていることにほかならないからです。
悩みで自分が押しつぶされてストレス状態におちいる前に、専門家の適切な援助を受けることが大切です。

そしてあなたが、これからの人生で出会う悩みを恐れずに豊かな人生を歩めれば、それはどれだけすばらしいことでしょう。