この度、公益財団法人パブリックヘルスリサーチセンターの理事長を拝命しました井原徹と申します。
少子高齢化の進展やデジタル社会の浸透等急速に進む社会環境の変化により、心身の健康に対する課題解決への要請が高まっていることは論を待ちません。
当法人は1984年の創設以来、ストレス科学の視点から疾病予防を目指し“こころ“を重視した健康・医療を確立するために研究を推進してきました。1985年にストレス科学研究所を設置、1991年には、研究の成果を広く活用する場と健康増進研究のフィールドとしても必要な健康診査を行うストレス科学研究所附属健康増進センターを開設しました。
そして、2004年に生命医科学研究とその支援を行うため、先端生命医科学研究所を創設し、次世代の健康に関する研究や医療における患者ひとりひとりのQOLを尊重した治療選択を行うための臨床研究及び研究支援を推進しています。

ストレス科学研究所及び健康増進センター、先端生命医科学研究所の三事業部門が力を結集し、新しい価値を創造し皆さまに提供していくことで、心身の健康に対する社会改題の解決と予防医療に貢献する財団を目指して参ります。

これからも一層の温かいご支援とご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

公益財団法人パブリックヘルスリサーチセンター
理事長　井原 徹